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親知らずは一番奥にある、成人になってから生えるケースが多い奥歯です。
この歯は「智歯(ちし)」と呼ばれ、前歯の中央から8番目の歯を指します。
親知らずはその生え方や位置によるものの、おおむね下記のような問題を引き起こします。
1.歯肉がはれる
2.歯列への悪影響
3.噛み合わせへの悪影響
4.虫歯
5.口臭の原因
6.歯周病の原因
現代人の顎は狭くなっており、曲がって生えてきたり、歯茎の中で横に生えることで隣の歯に悪い作用を引き起こしたりします。
従って、抜歯するケースが非常に多いです。
※抜歯の際の注意点
親知らずの根の付近には下顎の中の神経が通っており、抜歯に際して神経に影響が及ぶ場合がありますので、事前に影響について審査診断を行う必要があります。
歯を抜いた後は、傷を治すための炎症が起こります。2日ぐらいが炎症のピークとなり、それ以降は徐々に改善していきます。その期間、消炎鎮痛剤を使用することとなります。
お薬を飲まれている方(特に抗凝血薬、骨粗しょう症の薬など)を使用している方は、術後の経過に影響する場合がありますので、内科の医師と連携をとりながら進めていくこととなります。